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クラブサンドイッチ 1994年 冬号 No.72
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商品番号:FAB11420023
イギリスのポール・マッカートニー公式ファンクラブ紙(英語版)。
約413×279mm(16.25×11インチ)の新聞判
1990年代の『Club Sandwich』の中でもNo.58(『Unplugged』特集)、No.61("The Other Me")、No.65("And It Happened Like This")と並ぶ最重要号の一つです。
最大の目玉は、マーク・ルイソンが司会を務めた「The Club Sandwich Paul McCartney Interview」。これまでの音楽誌とは異なり、世界中のファンクラブ会員から募集した質問をポール本人が答えるという、公式ファンクラブならではの画期的な企画でした。
■ 「The Club Sandwich Paul McCartney Interview」
1994年夏号(No.70)で読者から質問を募集し、この冬号で実現した特集です。
編集長マーク・ルイソンは何千通もの応募から質問を選び、ポールに直接ぶつけました。編集後記によれば、時間の都合で聞けなかった質問も数多く残ったほど反響は大きく、『Club Sandwich』18年の歴史でも最大級の読者参加企画だったと紹介されています。
■ インタビューの見どころ
通常のプロモーション・インタビューとは違い、ファンならではの疑問が並びます。
例えば、
- ビートルズ再結成についてどう考えているか
- 自分について書かれた本は読むのか
- 1965年に制作したというクリスマス・アルバムの噂は本当か
- お気に入りの作品や未発表曲について
- ソロ時代の作品への思い
など、音楽誌ではなかなか聞かれないテーマが取り上げられています。ポールもリラックスした雰囲気で答えており、飾らない人柄が伝わる内容です。
■ LIPA特集
インタビュー以外では、ジェフ・ベイカーによる
「A BA (Hons) in John Hammel, Please」
が掲載されます。
これは、設立準備が進んでいたLIPA(Liverpool Institute for Performing Arts)の進捗を紹介する記事で、
- 学校設立の経緯
- ジョン・ハメルらスタッフの活動
- ポールが教育事業に力を注ぐ理由
などが紹介されています。
■ リンダのクリスマス特集
クリスマス号らしく、
「And In The Green Corner」
ではリンダ・マッカートニーが、
- ベジタリアン・クリスマス料理
- 動物に優しいクリスマス
- レシピ
を紹介しています。
また、War Child支援のために制作された1995年版リンダ・マッカートニー・カレンダーも紹介され、会員向け購入案内が掲載されました。
■ ファンクラブ誌としての充実ぶり
もちろん、
- MPLニュース
- グッズ情報
- 通販案内
- 読者コーナー
- クリスマスメッセージ
など、おなじみのコーナーも掲載されています。
しかし、この号はやはりインタビューが誌面の主役であり、他の記事はそれを引き立てる構成になっています。
ビートルズ研究資料としての価値
No.72が特別なのは、
「1994年」という時期にあります。
このインタビューが行われた時点では、
- 『The Beatles Anthology』はまだ正式発表前
- しかし、水面下ではジョージ、リンゴ、ヨーコとの共同作業が始まりつつあった
という微妙なタイミングでした。
そのため、ポールはビートルズについて率直に語りながらも、まだ公表できない話題には慎重な姿勢を見せています。この「Anthology前夜」の空気が記録されている点で、歴史的価値は非常に高いと言えます。
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